1902年
プレー火山噴火

西インド諸島のマルティニーク島という島にある活火山です。
この年の4月に噴火が始まり、5月8日、午前7時過ぎに火砕流を伴う噴火を起こし、火砕流によって麓の町サン・ピエールを焦土と化してしまいます。3~4万人の住民の殆どが数分で死亡し、生存者は市内にいた3人と、港の船の中にいた船員だけだったとか。3人の生存者のうち牢屋の中にいて助かったルッジャー・ジルバリスという人のエピソードは比較的有名です。
その後2年間になんども火砕流に遭い、同地方の中心都市としての機能を失いました。
現在のサン・ピエールの人口は約4500人。

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